6.タグ abc順(使ったことがあるタグだけ)


タグ fieldset

<fieldset>~</fieldset>

フォーム部品をグループ化します。部品のグループにキャプション(fieldset内の見出しみたいなもの)を付けたい場合は、fieldset要素内の先頭にlegend要素を配置します。実際にlegend要素を含めて書いてみましょう。

このように書くと <fieldset>
<legend>個人情報</legend>
ニックネーム:<br>
メールアドレス:<br>
ご住所:<br>
電話番号:</fieldset>
このように表示されます
個人情報 ニックネーム:
メールアドレス:
ご住所:
電話番号:

タグ form

<form>~</form>

入力フォームを作成するため、この要素内に各部品を配置していきます。入力した値は送信されることになります。テキスト形式でもできますが送信を簡単に盗むこともできるため,action="******.cgi"を利用することをお勧めします。私はcgiを作るソフトを持っていますのでそれを使っています。簡単な例ですが、作ってみましょう。

このように書くと <form method="post" action="******.cgi">
<p>好きな果物(複数選択可)<br>
<input type="checkbox" name="フルーツ" value="甘蕉">甘蕉(ばなな)
<input type="checkbox" name="フルーツ" value="林檎">林檎(りんご)
<input type="checkbox" name="フルーツ" value="無花果">無花果(いちじく)
<input type="checkbox" name="フルーツ" value="苺">苺(いちご)
<input type="checkbox" name="フルーツ" value="桃">桃(もも)
</p>
<p>ニックネーム:<input type="text" name="name"></p>
<p>年令:<input type="text" name="name" autofocus></p>
<p>コメント(100文字以内):<textarea name="example" cols="60" rows="8" maxlength="100"></textarea></p>
<p><input type="submit" value="送信する"></p> </form>
このように表示されます

好きな果物(複数選択可)
甘蕉(ばなな) 林檎(りんご) 無花果(いちじく) 苺(いちご) 桃(もも)

ニックネーム:

年令:

コメント(100文字以内):

 ※この送信ボタンを押してもどこにも送信されませんので悪しからず。

method属性:データの送信方法を指定する際に指定します。指定できるのは以下の2通りです。
get …… 送信内容がURLとして渡される(初期値)
post …… 本文(本体)として送信される
getでは、長い文章などを送信するのには向いていません。通常postに切り替えます。
action属性:送信先の指定で送信先のURLをcgiの中に書きます。
input type="text":一行テキストボックスを作成する(初期値)。
textareaタグは複数行のテキスト入力欄を作成します。
cols属性:入力欄の横幅で文字数で指定(初期値は20)
rows属性:入力欄の高さを行数で指定(初期値は2)
maxlength属性:入力できる最大文字数を指定
type="submit":type属性の値にsubmitを指定すると、フォームの送信ボタンを作成します。
value属性:ボタンに表示する文字を決めます。このボタンを押すことでメール送信されます。
autofocus:このページの読み込み時に自動的にフォーカスをあてるかどうかを指定します。具体的には指定した入力欄でカーソルが点滅します。
このページも指定していますがフレーム分割では有効ではありません。右側のページのみ新しいタブで表示させてみますので、autofocusを確認してください。

新しいタブで「p05.html」を表示。

cgi、phpが使える無料レンタルサーバーは、
XREA(エクスリア)
land.to
『TOK2.com』


タグ h1~h6

<h3>~</h3>

hはheading(ヘディング)の略で見出しを意味します。見出しの大きさに合わせて<h1>タグから<h6>タグまで設定でき、<h1>タグが一番大きな見出しで、以下数字が増えるほど小さな見出しになっていきます。また、文字の大きさも変化します。

pタグと同様で、改行して1行空けて終わります。

<h1>

最も大きい

<h3>

普通くらい

<h6>
最も小さい


タグ head

<head>~</head>

head要素はメタデータの集まりを表します。主に、title要素、meta要素、link要素などをこの要素内に配置します。基本的には、この要素の内容はブラウザ上には表示されません。(ただし、一部の情報はブラウザのタイトルバーなどに表示されます)

<head>
<meta charset="utf-8">
<title></title>
<meta name="description" content="*******">
<link href="*****.css" rel="stylesheet">
</head>

meta要素:他のメタデータ・コンテンツ(title要素、base要素、link要素、style要素、script要素)では表現できない、様々なメタデータを表します。

charset:ページで使用している文字エンコーディングを指定します。(HTML5ではutf-8がいいです)

<title>~</title>:タイトルを書くこと(検索エンジンに表示される)

<meta name="description" content="このページの要約">:このページの要約を書く(検索エンジンに表示される)

link要素:「そのページ」と「別のファイルやページ」を関連づけるためのタグです。hrefでファイルやページを指定、relは指定したファイルやページは*****でできています。(上記の場合はスタイルシートでできている)

link要素を使わずにスタイルシートを使うために、<head>~</head>内に書くことができます。
<head>
・・・・
<style>
<!--
div {
 background-color:#eef;
}
-->
</style>
・・・・
</head>

これ以外にも沢山ありますが、重要なのはこれだけです。
作らないといけないのは<title>、name="description"のcontent、link href="*****.css"だけです。あとはコピペになります。


タグ hr

<hr>(終了タグはありません)

hr要素は段落レベルのテーマの区切りを表します。(水平線で表示されます)
形状、サイズ、色等をスタイルシートで指定できます。

破線、太さ3ピクセル、薄い青色の線が下記。

このように書くと htmlには
<hr class="usuiaka">
cssには
.usuiaka {
  border:dotted 5px #fcc;
}
このように表示されます
このように書くと htmlには
<hr class="usuiao">
cssには
.usuiao {
  border:dashed 3px #ccf;
}
このように表示されます

タグ html

<html>~</html>

html要素はhyper text markup language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略。コンピュータが理解できる、マークアップをするための言葉です。

htmlという言葉を使うと、<h1>~</h1>で囲まれているのが見出し、<p>~</p>で囲まれているのが本文、という文章構成を、コンピュータが理解できるようになります。 このhtmlを表示するときは、<h1>や<p>は見えませんが、<h1>に囲まれている見出しは大きい文字に、<p>に囲まれている本文は小さめの文字になります。


タグ iframe

<iframe>~</iframe>

inline frame(インラインフレーム)の略。ページの中に別のページをはめ込むことができます。

このように書くと

<iframe src="p01.html" width="600" height="300"></iframe>

このように表示されます

上は「1.ホームページを作るには」のページ(p01.html)を埋め込んだものです。
src(ソースの略)では埋め込むページのURLを指定します。widthとheightはそれぞれ横幅と高さでピクセルですが単位は書きません。


タグ img

<img>(終了タグはありません)

image(イメージ)の略。画像を文書内に埋め込みます。

<img src="image/st10.gif" alt="エディタを開いた状態">

src:source(ソース)の略。画像のURLを指定します。
このファイルとst10.gif画像が同じフォルダにあるのなら、src="st10.gif"でOK。同じフォルダには「image」というフォルダがあり、この中にst01.gifが入っているのでsrc="image/st10.gif"という記載になります。

alt:alternate text(代替テキスト)の略。画像を説明します。今回は「エディタを開いた状態」と書きました。これ以外にもwidthやheightなど属性はありますが、スタイルシートの利用がいいでしょう。

画像には一般的に、gif、jpg(jpeg)、pngの3タイプになります。
以下に表示します。

エディタを開いた状態

≪HTML LS≫
<img>の遅延読み込みを行うloadingの追加。
<img src="image.jpg" loading="lazy" alt="">
loading:eager(遅延ロードしない)、lazy(遅延ロードする)、auto(ブラウザに判断を委ねる)

大量の画像を含むページは、一般に表示速度が遅くなりがちです。imgタグを使って普通に書くと次のような現象が起きてしまいます。
・画像の読み込みが終わるまでブラウザが重くなり、画面操作に支障が出る
・ネットワークやサーバーの負荷が瞬間的にひっ迫する


タグ input

<input>(終了タグはありません)

フォームの各種部品(入力欄・選択肢・ボタン)を作成します。

cgiが作れる有料ソフト「Dicre送信フォームメイカー」で対応していて手打ちではほとんど使ったことがありませんので<input>の説明ができません。「送信フォームメイカー」は自動的に「.cgi」が組み込まれるソフトです。

このように書くと 趣味:
 <input type="checkbox" name="syumi" value="PC">パソコン
 <input type="checkbox" name="syumi" value="SP">スポーツ
 <input type="checkbox" name="syumi" value="RD">読書
このように表示されます 趣味:  パソコン  スポーツ  読書

このチェックボックスは「syumi」と名前が付いていて、例えばパソコンにチェックを入れて送信すると、value(値)が「PC」で送られます。
送信された結果は、syumi PC となります。