7.タグ abc順(使ったことがあるタグだけ)


タグ li

<li>~</li>

li要素はlist item(リストアイテム)の略。リストの項目を表します。この要素は、ul要素またはol要素の子要素として使用します。

このように書くと <ul>
 <li>リスト項目A</li>
 <li>リスト項目B</li>
 <li>リスト項目C</li>
</ul>
このように表示されます

使える属性はmargin、文字の色、大きさくらいでスタイルシートで指定します。

li {
 margin-top:10px;
 color:#33f;
}


タグ link

<link>(終了タグはありません)

関連文書との関係を示す要素で、head要素内に配置します。

書き方見本 <link href="omnibus.css" rel="stylesheet">

よく見る属性は、
rel:この文書から見たリンク先の関係。半角スペース区切りで複数指定可能。
href:リンク先の指定。関連文書のURI。
charset:リンク先の文字コード。Shift_JIS、EUC-JP、UTF-8、等ですが、HTML5ではutf-8に統一します。
type:リンク先のMIMEタイプ。CSSの場合は text/css。
target:<a>で説明。
target="_blank":別のタブ(ウィンドウ)に表示
target="_self":現在のフレーム(ウィンドウ)に表示
target="_parent":親フレームに表示
target="_top":フレーム分割を解除してウィンドウ全体に表示


タグ meta

<meta>(終了タグはありません)

文書に関するメタ情報(文書情報)を指定するための要素です。この要素は、head要素内に配置します。

書き方見本 <meta charset="utf-8">
<meta name="description" content="">

このメタタグは普段コピペしかしていないので、内容の説明ができません。


タグ ol

<ol>~</ol>

ordered list(順序のあるリスト)を作成する要素です。リストの項目は、この要素内に配置するli要素で示します。

以下の属性は2つとも非推奨から復活しました。(スタイルシートのlist-style-typeなどで指定します。)
type属性で番号の種類を変えることができます。

〇type="1":1,2,3,4,5,・・・・list-style-type:decimal;
 type="一":一,二,三,四,五,・・・・list-style-type:cjk-ideographic;
〇type="a":a,b,c,d,e,・・・・list-style-type:lower-alpha;
〇type="A":A,B,C,D,E,・・・・list-style-type:upper-alpha;
〇type="i":i,ⅱ,ⅲ,ⅳ,ⅴ,・・・・list-style-type:lower-roman;
〇type="Ⅰ":Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,・・・・list-style-type:upper-roman;
 type="ひらがな":あ,い,う,え,お,・・・・list-style-type:hiragana;
 type="カタカナ":ア,イ,ウ,エ,オ,・・・・list-style-type:katakana;

数多くのタイプが定義されていますが、〇印以外のタイプはサポートしているブラウザはまだなさそうです。(2021/10/17追加)

start属性で項目番号の開始番号を指定します。type="a"で「b」から始めたい時もstart="b"ではなく、start="2"とします。

このように書くと <ol start="2" class="ol1">
 <li>青いリンゴ</li>
 <li>赤いにんじん</li>
 <li>黄色いパプリカ</li>
</ol>
CSSにはこのように書くと .ol1 {
 list-style-type:lower-alpha;
}
このように表示されます
  1. 青いリンゴ
  2. 赤いにんじん
  3. 黄色いパプリカ

タグ p

<p>~</p>

paragraph(段落)の略。段落(文章中の内容的なまとまり)を示す要素です。

</p>は省略可能ですが、<p>がどこで終わっているかを明示的に示すためには、省略しないほうがよいでしょう。</p>を省略すると、スタイルシートと組み合わせた場合は特に、ブラウザのバグにより、レイアウトが崩れてしまうケースもあるようです。

このように書くと <p>ここがひとつめの段落です。
改行はひとつの空白文字になることがあります。</p>
<p>ここがふたつめの段落です。
IEなどでは段落は1行分の隙間を空けて表示されます。</p>
<p>ここがみっつめの段落です。
複数行の改行をしたいときは
brを使用しましょう。</p>
このように表示されます

ここがひとつめの段落です。 改行はひとつの空白文字になることがあります。

ここがふたつめの段落です。 IEなどでは段落は1行分の隙間を空けて表示されます。

ここがみっつめの段落です。 複数行の改行をしたいときは brを使用しましょう。


タグ pre

<pre>~</pre>

preformatted text(整形済みテキスト) の略。ソース中のスペースや改行をそのまま表示します。ソースコードなどを表示する際に便利です。ただし、< や > や & は特殊文字として認識されるので、&lt; や &gt; や &amp; で記述します。

このように書くと <pre>
&lt;head&gt;
 &lt;meta charset="utf-8"&gt;
 &lt;title&gt;&lt;/title&gt;
 &lt;meta name="description" content=""&gt;
 &lt;link href="omnibus.css" rel="stylesheet"&gt;&lt;!-- オムニバスOmnibus --&gt;
&lt;/head&gt;
&lt;body&gt;
 &lt;h1&gt;タグ abc順(使ったことがあるタグだけ)&lt;/h1&gt;
</pre>
スタイルシートにはこのように書くと pre {
 font-size:125%;
 font-weight:bold;
}
このように表示されます
<head>
 <meta charset="utf-8">
 <title></title>
 <meta name="description" content="">
 <link href="omnibus.css" rel="stylesheet"><!-- オムニバスOmnibus -->
</head>
<body>
 <h1>タグ abc順(使ったことがあるタグだけ)</h1>

上の例は各行の終わりに<br>は入っていません。


タグ span

<span>~</span>

<span>自身は特に何の意味も持たないタグです。<span>~</span>で囲まれた部分にスタイルシートを適用したりするのに用いられます。同様なタグに<div>があります。<div>はブロック要素(前後に改行がはいる)の汎用的なタグとして、<span>はインライン要素(前後に改行が入らない)の汎用的なタグとして使用されます。

このページの中でも<span>を使っています。

このように書くと <span class="line">type属性</span>で番号の種類を変えることができます。
CSSにはこのように書くと .line {
 font-weight:bold;
 color:#800000;
}
このように表示されます type属性で番号の種類を変えることができます。

タグ strong

<strong>~</strong>

strongは強調という意味を持ちます。<strong>~</strong>で囲まれたテキストを強調する際に用います。強調部分は通常のブラウザでは太字で表示されますが、例えば音声ブラウザでは、その部分を強く発音するかもしれません。

このテキストを<strong>うまく強調</strong>してください。

このテキストをうまく強調してください。

太字にするのは<strong>以外に<b>、<em>があります。
<b>~</b>:太字にするだけ。
<em>~</em>:太字にして強調します。(重要性は表しません)<em>の中にさらに<em>を入れ子にすることで協調の度合いを高めることができます。
<strong>~</strong>:その内容がとても重要であることをユーザーに対して伝えます。<strong>の中にさらに<strong>を入れ子にすることで、重要性の度合いを高めることができます。



タグ style

<style>~</style>

head要素内にスタイルシートを記述するための要素です。style要素に対応していない古いブラウザ向けに、スタイルシートの記述を<!--と-->でコメントアウトしておくことも可能です(XHTMLでは不可)。head要素内には、複数のstyle要素を配置することが可能です。

このように書くと <head>
・・・・
<style>
<!--
.aka {
 color:red;
}
-->
</style>
</head>
<body>
<p>head要素内には<span class="aka">複数のstyle要素</span>を配置することが可能です。</p>
</body>
このように表示されます

head要素内には複数のstyle要素を配置することが可能です。